津和野街道
津和野町と廿日市市を結ぶ参勤交代の自然豊かな古道
津和野街道とは、現在の島根県津和野町と、広島県廿日市市を結ぶ津和野藩参勤交代の古道。 津和野街道は参勤交代の道の他、和紙や穀類など石見地方(島根県西部)や山代地方(山口県北東)の物資の運送や、厳島神社、太皷谷稲荷神社(津和野町)への参拝の道としても大変重要な道であったようです。
津和野街道は古くは里道であったようですが、江戸時代の参勤交代制度により西国街道(山陽道)から別れる津和野までの脇街道となりました。江戸時代の距離は「島根県歴史の道調査報告書」に18里18町2間(約73km)と記されています。 現在の距離は古道と一般道の利用となりますが約77kmです。
体験所要時間約120分〜
所在地 |
廿日市市佐伯地区 |
TEL |
0829-72-0690 |
受付時間 |
9:00〜17:00 |
定休日 |
土日祝 |
利用方法 |
ボランティアガイドのあっせん有り(要予約) |
駐車場 |
特になし |
自然が豊かで希少な植物も多い
早春にはイワカガミ、バイカオウレン、そして、ショウジョウバカマ、チゴユリ、シュンラン、ギンリュウソウ、峠に咲くイワカガミ、さらに越ケ原に向かうと沢山のミツバツツジが楽しめます。
秋から冬には、ミズヒキやアキチョウジ、ナメラダイモンジソウやツチアケビなどの珍しい花、さらに秋が深まれば紅葉の季節を向かえ、街道は沢山の落ち葉を踏みしめてあるく道となります。
やがて街道も冬、美しい雪景色の古道はさらに感動的な演出を見せてくれます。
写真は、佐伯汁と佐伯寿司、季節の野菜を使った郷土料理「佐伯定食」です。野菜を中心とした田舎料理が体に優しい味です。
また、佐伯の祝い事に出される豆御飯とあわび茸のむすびがメインにした「街道弁当」もあります。旅のお供にいかがですか?
(いずれも要予約)
詳しくはコチラ
重なり岩
奇跡のバランスで重なる巨大岩
県道沿いにある、大もみじ、栂、高野槙などに囲まれた重なり岩は、縦横高さ共に約2mの花崗岩2つが1m足らずで接して重なり合っています。
色々な言い伝えが残る岩ですが、テレビ番組『ナニコレ珍百景』の奇跡の岩に登録されました。近寄ると、今にも落ちそうな不思議なバランス。受験生には「落ちない」と御利益があるとか。
万古渓養魚観光センター ますの家
釣って食べて楽しい釣り堀
ますの家のメニューは至ってシンプル。塩焼き、から揚げ、刺身。サイドメニューとして、むすびやますのあら汁があります。ご自身で釣り上げた魚がその場で調理可能なため、この上なく新鮮で美味しい料理が召し上がれます。